平成12年 スズキ ワゴンR 12ヶ月点検 走行53000km
2012/10/29
リフトにクルマをセッティング。
ボンネットを開けて点検開始。
いきなり目に飛び込んできたのが画像の一番上 錆びが流れている~!
まさか、ラジエーターキャップを外してみると最悪のシナリオ
水が入っていない~
水を入れてエンジンを始動してみるとラジエーターから水を吹き返してしまいます。
ヘッドガスケットが抜けていますね。
分解していくと大変なことに
おそらく随分前からオーバーヒートを繰り返していたのでしょう。
シリンダヘッドもシリンダブロックもウォータージャケットが錆びで埋まり、画像ではわかりにくいかも知れませんが尚かつが角が崩れています。
シリンダヘッド下面は熱で歪んでしまいましたが研磨修正でなんとかいけそう。
シリンダブロック上面の崩れはキビシーか。
リビルトもしくは中古エンジンとの換装を提案しましたが、予算の関係でこのままGO。
どれだけもつかわかりませんが、無事完成し納車となりました。
定期的に点検し決められた消耗品等を交換していれば、こういった状態にはならないのになぁと思います。
クルマがかわいそうですね。
皆さんも乗りっぱなしではなく、定期的に点検整備をしてクルマをいたわってくださいね。
今回のエンジン関係の主な交換部品
シリンダッヘッドガスケット、シリンダヘッドに関わるガスケット・パッキン類、タイミングベルト、タイミングベルトテンショナー、
ウオーターポンプ、バルブステムオイルシール、カムシャフトオイルシール、クランクシャフトフロントオイルシール、ラジエーターアッパーホース&ロアーホース、ヒーターホース、その他ウオーターホース、リビルトターボチャージャー。
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